伝説の終わり、物語の始まり。

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「次は~新常呂沢~新常呂沢…」 場内アナウンスの声で目を覚ました僕は、大量のおつゆを袖で拭き、慌てて列車を降りる時に混雑している為、隣の人とぶつかってしまった。 「あっ、すいません。」と謝り、その場を立ち去ろうとしたら、いきなりブレザーの襟首を掴まれ後ろに引っ張られた。 「グェ」潰れたカエルみたいな声を出しながら、後ろを振り返ると生きる化石(シーラカンスではありません)を発見した。
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