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あれから俺とヤツの位置は交代してしまった。
そして俺は背が全然伸びなくて
167で止まってしまった。
母親ゆずりで華奢だし、色白だ。
ヤツは俺より11センチも高くなっちまった
…あいつの背中がやけに大きく感じられるようになった。
「なぁ!!!お前聞いてんのか!!?」
いや聞いてません。
さっきから平岡の話ばっかするお前はつまりません。
「そんな気になんだったら自分で聞けよ。」
「いっやっ、別に気になるとかそうゆんじゃなくて!!お前のことだろうが!」
「俺は今日のカラオケの選曲をしてんだよ。」
「…いや、お前歌いすぎ!」
ふと横を見ると女子が立っていて
平岡がオレを呼んでいると言われた。
一瞬マサヤのほうを気にして
オレは席を立った。
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