プロローグ

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この3つの界の暮らしている者は、それぞれ“幻想の界”として認識している物だった。 しかし、それは実際に有るものであり、それぞれの界の最上部の者と使えている者は“実在する界”として認識していた。 だからこそ、その3つの界は均衡を保つことができた。 なぜなら、界の最上部の者がルールを守り 魔界なら力弱気者は世界へ。 天界なら邪心を持つ者を世界へ。 そして、世界はその者を粛清することでそれぞれの界が均衡を保つことができた。 しかし、その秩序が壊れてしまったのである。 ある者が幼き頃に約束してしまったせいで……
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