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「あれ?気づいていたんだ?」
暗い道から姿を現したのが、見た目大学生ぐらいの女性だった。
「おかしいな。ボク気配を消していたんだけどな?」
「あぁ、気配を消えていた。だかな、視線は感じた。まるで私を監視するような視線が日本に帰国していた時からな。」
彼女は驚きの顔をする。
「ふーん。さすがだね。さすが、わすが17才にしてSランクの勇者、中村葉留香だね」
「!……お前、何者だ」
私などの勇者やMASAの情報は極秘機密でペンタゴンよりも凄いセキュリティーシステムによって守られていて、漏れるはずがないのだが……
「ん~?そうだね……君たちと似たようなことをしている君たちとは別の機関の関係者かな?」
彼女は楽しそうな感じで話してくる。
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