大切な人

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蒼月「じゃあ、自己紹介して。」 カイ「カイ.ダ-クネスです。よろしくお願いします。」 カイが、微笑んだ。するとクラスの大半が顔を赤らめた。 みんな、風邪ひいてるのかな。 蒼月「じゃあ、ランルの隣の席に行って。」 ランルの隣は、ちょっと気まずい カイ「あの~、他の席にランル『わかりました。』 と手首をランルに掴まれ席に着かせられた。 蒼月「あ!そうそう、寮室のペア-もランルだから。」 最悪です。気まずい 今日は、午前中だけですぐに終わりランルに部屋に案内してもらった。 部屋に入ってすぐ カイ「私、理事長に言って部屋変えてもらいます。」 ランル「なんで?俺と一緒に居たくないの?」 と傷ついたような顔をした。 カイ「そんな、そんな顔しないでください。勘違いしそうです。 そ、それに居たくないのは、君の方でわ? こんな、裏切り者なんかと居たくないでしょ?」 ランル「一緒に居たい。」 え!またこんな事言って カイ「勘違いしてしまうからやめてください。」 ランル「ねぇ、勘違いってなに?」 カイは、赤面した。 い、言えるわけない。 カイ「言えるわけない。 許されたと思うなんて。」 言ってから気づき、口に手をふさいだ。 ランル「(可愛い)カイ、俺は許してるよ。」 カイ「え!本当?」 ランル「恨めるわけないだろ。今でも大切な人なんだから、それより俺の事お前は、嫌いじゃないのか?」 カイは、顔が真っ赤になっていた。 カイ「き、嫌いじゃない。むしろ、あ、愛してます。」 うぅ-言ってしまった。 そんなことを、考えていると視界が暗くなった。 ランル「カイ、俺も愛してる。」 と耳元で囁かれた。ランルが抱き着いた。そして、唇にそっと口づけをした。 カイは、顔を真っ赤にしていた。 ランル「またこれからも、よろしく恋人として」 カイ「う、うん。」
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