もう一つの人格

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ランル「喉渇いた。」 カイ「じゃあ、食堂行こう。私もお腹が減った。」 ランルは、カイの腕を掴んで ランル「食堂じゃなくて、カイの血が欲しい。」 カイ「ランル、また吸血鬼に産まれたの?」 ランルは、カイの後ろにまわって ランル「そうだよ。カイと同じで俺の魂は純粋な吸血鬼だから。いいでしょ、ちょうだい。」 カイは、赤面して カイ「い、いいですよ。 私のでよければ。」 ランルは、カイの白い美しい肌に牙を立てた。 カイ「んっ。」 ランルは、牙を動かして血を飲んだ。少しして牙をはなした。 血をのまれたからか頭がくらくらする。 ランル「食堂行こうか? お腹空いたんだろ。」 口からこぼれた血を拭きながら言った。 カイ「うん、でもどこにあるかしらないので案内してください。」 と、上品に笑った。 ランル「(可愛い)あ、ああ」 カイ「ありがとうございます。」 満面の笑みで笑った。
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