大切な人

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私が入ると同時に、視線がいっせいに私の方を見た。 気にせず私は、金髪に、紅い瞳をもつ、可愛らしい少年に理事長室がどこか尋ねてみた。 カイ「あの~、質問してもいいかな?」 ?「あ!はい。」 カイ「理事長室は、どこかな?」 ?「あの~、よかったら案内しますよ。」 カイ「本当に?うれしいな。」 と、微笑んだ。 彼は、赤面した。 カイ「顔赤いよ。熱あるんじゃないか?」 ?「大丈夫です。」 カイ「そうか。あ!自己紹介まだだったね。 私は、カイ.ダ-クネス君は?」 ?「僕は、吸血鬼族のランです。」 カイ「ランか。君みたいにカワイイ名前だね。」 ランは、さっきみたいに赤面した。 ラン「じゃ、じゃあ、案内します。」 カイ「ああ。お願いするよ。」 しばらくして、理事長室についた。 トントンと ドアを叩いた。 ?「だれだ?」 ラン「ランです。カイ様を連れてきました。」 ?「入れ。」 私は、ランのあとに続いた。 ?「ラン、ご苦労教室に戻れ。」 ランは、出て行った。 カイ「リル久しぶり。」 リル 「カイ会いたかった。」 と抱き着こうとした。 カイは、リルをけった。 リル「ナ、ナイス蹴り。」 カイは、不機嫌そうに、 カイ「ここの学園の説明をしてください。理事長。」 リル「いや、この説明は。」 ?「俺が、説明します。 魔王様。」
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