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その声を聞いて、胸の印が私を縛りつける。
カイ「アストラス」
聞こえないような小さな声で呟いた、しかし聞こえたのか男は妖しく笑った。
アストラスだ。会えてうれしい。でも私は、貴方を裏切った。
リル「ランルいい所に来てくれた。
カイ、紹介するよ。
彼は、生徒会長をやってもらっている。ランル.ファントムだ。
ん?カイトどうした?顔色悪いぞ。」
カイ「何でも...ない。大丈夫です。」
ランル「初めまして、
ランル.ファントムです。」
カイ「こちらこそ、初めましてカイ.ダ-クネスです。」
ランル「じゃあ、教室に行きましょうか?」
カイ「はい。」
しばらく歩いて、人気がなく狭い通路に入っていった。ランルは、立ち止まった。
ランル「レイクいやいまの名は、カイだったな。
俺の事、覚えてる?
忘れたなんて言わせない。」
カイは、顔を歪め
カイ「覚えてる。
許されるとは、思わないがすまない。」
ランルは、妖しく笑って
ランル「許さない。」
っと言って壁に押し付け、カイの唇にランルのそれを重ねた。
カイ「んっ!あっあ。」
何をしてるんだ。ランルは、アストラスは、私の事憎んでるんじゃないのか?
考え事をしていると、唇の隙間に舌を入れ搦め捕られた。
しばらくして、唇が離れた。
銀色の糸が、2人を繋いでいた。
ランル「教室に行くぞ。」
カイ「あっ、うん。」
カイは、顔を赤くしていた。
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