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「そうね。それにしても蒼介、随分変わったわね。
見た目じゃ誰だか分かんなかったわよ」
「叔父さんに日々鍛えられてたからな…。
葵もかなり変わったな」
「そう?私的には何にも変わってない気もするけど…」
「いや、なんつーのかな…。
女の子らしくなったっていうか、可愛くなったっていうか…」
変わってた点を正直に答える。
「ば、バッカじゃないの!?//
あた、私がかわ、可愛いなんて!!//」
葵が顔を真っ赤にして怒り出す。
このクセは変わってないなぁ。
葵は他の人から誉められるのは慣れているが、
俺に誉められると昔からこうやって怒る。
で、こういうときの怒りの鎮め方は…。
「だ、大体あんたはいつも一言多…ふにゅ!?///」
ポンッと葵の頭に手を置き優しく撫でる。
「まぁ、そう怒るなよ」
「むぅ…だからあんたは…//バカ…//」
そう言ってる割には嫌がらないんだよな…。
葵の怒りを鎮めていると俺の家の隣、葵の家からひょっこりと女性が顔を出した。
「葵ちゃーん、そっちはもういいからこっちを手伝っ…
あら葵ちゃん、彼氏?」
「違っ、お母さんこいつは…」
「ども、愛美(マナミ)さん。お久しぶりです」
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