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「大人の話だよな!?ユチョン。」
「…ぇ?あ、うん。」
俺はチャンミンの表情が
気になってて、ヒョンからの
フリに反応が遅れた。
案の定、抱かれていた肩を
軽く摘ままれた。
「お前!チャミにバレないよう
上手くごまかしてんのに
何、反応遅れてんだよ!?」
チャンミンに聞こえないよう
小声で話すヒョン。
「ごめんて!許してヒョン。」
「いやだ。
お前にはこうしてやる~!!!」
「あはッ!!ちょ…!だははははは!!」
ヒョンが俺の
脇腹をこちょばしてくる。
我慢出来なかった声は
チャンミンにはうるさかったのか
どんどん眉間にシワが寄る。
「…仲が良いとこ悪いですが
早くしないと撮影終らないですから。
僕、早く仕事上がりたいので。
いい加減にして下さいね?」
口元は笑っていても
チャンミンの目は笑っていなかった。
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