Step 1

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つまらない ただつまらない日々をおくるだけの毎日 小学校時代、 友達はいなかった。 将来の夢もなかった。 中学校時代、 そんな俺に友達が新しくできるはずもなく、 いつも一人でぼーっとしていた。 そんな俺を、 みんな根暗な奴だと、 気持ち悪がっていた。 たしかに根暗かもな... 正直辛かった... だが、自分から行動もおこさなかった。 だから、 しょうがないといえば、しょうがないことだと思う。 部活にでも入っていれば... いや! 部活に限らず、 ゲームだろうが、ネットだろうが、小説だろうが、漫画だろうが... なんでもいい! なんでもいいから! 何か夢中になれるものがあれば... 違ってたかもしれない... 高校時代、 相も変わらず、 そんな感じでぼーっと過ごしていた... だが... 俺は怯えていた... また... なにもない時を過ごすことを... 俺は怖れていたんだ... だから... 俺は高校を辞めた... 新学期、 高校2年生に上がる時... 俺は退学届けを出した... 先生は、 べつにこれといってなにも言わず... もちろんのごとく、 止めにくる生徒は、一人もいない。それどころか辞めることすら知らない。 俺が辞めた後で知るだけだ... 親は、 最後の最後まで反対していたが、それも結局無駄に終わった... 親には悪いと思っている... 少ない稼ぎで、 俺を高校にいかせてくれた... だが、やはり、 また同じように、 無駄になにもない時を過ごすのは耐えられなかった! 恐かったんだ... 俺は家をでた... 両親は、 学校を辞めたことはもう終わったこと、 だから気にするなと言っていたが、 そうじゃない! 俺は... なにかに 夢中になりたいんだ! もう無駄に過ごすのは嫌なんだ! だから... だから! 一人で足掻いてみようと思ったんだ! だけど... 結局... なにも変わらなかった...
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