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「ってゆう小説を書いたんだけど………」
「お前絶対最後、飽きただろ!!!!!」
「うん。」
猟子はいけしゃあしゃあとそういった。
そう。
俺の名は田中一郎。さっき三回くらい死んだアイツだ。
「田中がジャンケンで負けたんだからしょうがないじゃん」
「ジャンケンなんてしてねぇよ!!!!!お前が小説の中で勝手にさせたんだろ!!!!!ってゆーかお前も死んだだろ!!!!!」
「アタシはスタンドで切り抜けた。」
「スタンドなんて存在しねー!!!!!」
「スタンド使いにしか見えないのよ。ちなみにこの学校でスタンドを使えないのは田中だけ」
「この学校バトル漫画なの!?」
雲一つない青い空
文芸部は今日も平和だった。
「完」
「終わらねぇよ!?「完」ってなんだよ!!!何エピローグみたいな事言ってんだよ!!!!!この世界は小説でも漫画でもねぇよ!?」
「もう疲れたし。それに田中がそう思ってるだけで、実はこの世界小説なのよ」
「マジで!?」
「マジで。田中もアタシも創作キャラ。作者がそろそろ疲れたから終わるって。」
「マジでか。」
「今見てる世界が全て本当だなんて思わないことね。ひょっとしたらこれを読んでいるそこの貴方も誰かの創作キャラなのかもしれないわよ。」
「完」
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