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「男子高校生の憂鬱」 「ん、ぁ……ぁん……やめ、声…外に……聞こえ……ん」 「大丈夫。誰も来ないから」 「そ、そんぁ……ひゃんっ」 ………さて、どうしよう。 先生に頼まれて体育倉庫に道具を取りに行ったら中からこんな声が聞こえてきた。しかも、声からはんだんすると両方女の子である。 「ぁ………んあっ……ダメ、そこ、弱くて…」 「ふふ……可愛い」 コマンド ・扉を開ける ・逃げる 「扉を開ける」を選択。 いや、これはあれだ。 漫画やアニメでよくある、 そうゆうシーンかと思ったら実はマッサージしてただけとか そんなシーンだ。 体育倉庫でアレな事をする高校生なんてエロゲの世界にしかいないだろう。多分。 てなわけで突入。 ガラガラガラっ 扉を開けた。 目の前には 全裸の女子高生が二人いた。 てゆうか 幼なじみのナミと妹の春香が全裸でそこにいた。。春香が上だった 「…………」 「…………」 「…………」 沈黙が交差する。 いや、なんとゆうか この場合どうするべきなのかわからない。 普通なら 「失礼しましたっ」 とか言って足早に立ち去るべきなのだろうが 今そこでアレな事をしてるのは 妹と幼なじみである。 これは兄として妹に正しい道を説くべきなのだろうか。 妹とそうゆう関係になった幼なじみに対してキレるべきなのか。 …………熟考すること5分(5分も二人の裸を見てた事になる。) 「…ナミ、春香。」 「…はい(ナミ)」 「…うん(春香)」 「僕も混ぜてくれ」 『……………………………………………………………………………………………………………………………………は?』 二人の声がシンクロした。 と同時に有り得ない者を見ているような眼差しを僕に向けていた。 「ごめん。冗談。末永くお幸せに。」 そう言って僕は全力で駆け出した。
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