3章
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俺は、寮に向かっていたはずなんだけど… 何だよこのデカイ建物! 「何してんの?悠チャン?行くよ?」 俺が馬鹿デカイ寮を見上げてボケーッとしていると、朔哉が俺の顔を覗いて来た。 「あ、あぁ。さっさと行こうぜ」 俺は驚く事を諦めて寮の中へと足を踏み入れた。 寮に入ると、部屋に行く前に寮母と寮長に挨拶をしないといけないらしくて、豪華な部屋に連れて行かれた。
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