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『神正天月』
身長……158センチ。
体重……51キロ。
能力……無し。
アジア銀河の実権を担ってきた神正家の人間。
一応生まれは300年程前だが、雨雫が用意した生命維持装置で連邦の大要塞に安置され続け、連邦が雨雫を捕える為に現代になって蘇らせた。
16歳の時に拉致監禁された後、8日に渡って辱しめられその時より、負けん気が強く常に気丈に振舞い、特に男に対しては強い殺意をバラ撒いている。が、本質は淋しがりやで人の話を聴かない上かなりの天然が入っている。
類い稀なる氣の才覚に加え、通称『君臨者たる証』(カイザーブラッド)と呼ばれる言葉1つで相手を支配する特技を持ち、当時の十三機関長内では最年少だった。
最愛の夫である雨雫を全面的に信用し、雨雫が側にいる時のみ素に戻る。
天月の中では雨雫以外の男は全て殺意の的だが、例外的にジグラノは自分に近づく事を許している他、雨雫が認めているという理由から暫定的にHALにも信用を置いている。
雨雫と結婚してからは、雨雫の変態的欲求の解消に付き合わされる事もしばしばで、自分はまともだと思いつつもちゃっかりM気質。
言葉使いが古風だが、これは当時の言葉使いでもなんでもなく、単に1人で訛っているだけ。
凄まじい豪邸に生まれ何不自由なく生きてきた為、料理の腕が壊滅的な他、掃除洗濯役所手続き等、自炊自活に必要な知識を一切持ち合わせていない。
ちなみに、幼少期に自邸内の池に転落し、魚に体を啄まれて以来、全く泳げなくなっている上、人工的なプールはともかく、魚がいる場所だと過呼吸にすら陥ってしまう。
作者コメント。
天月と雨雫、この2人が主人公の物語、というのもありました。個人的に一番気に入っているので、本編が完結して出来れば書いてみたいと思っています。
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