ExtraChapter一Ⅱ†組織…

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  宇宙連邦各務統合総十三機関第二番基甲『宣告者』(ジャッジ)。 治安法務維持隊の手に負えないような、通常の事件とは桁外れの危険性を持った状況下でのみ、出動が許可される特殊部隊。 もしくは、大災害等の緊急時にも出動する。 宣告者には細かく分けて3部隊存在し、一般の宣告者から構成される『正なる宣告者』(レゾルトジャッジ)と、正なる宣告者の中で選抜試験に通過した者のみが任命される『殊なる宣告者』(ヴィカントジャッジ)に加え、全宣告者の中から撰ばれた最も優秀な宣告者8名により構成された『祖なる宣告者』(ラストジャッジ)で成り立っている。 その場に於ける自己判断によりその場にて極刑を与える事も認可されているだけあり、宣告者は肉体的能力は元より優れた判断力、記憶力、公平な倫理観も求められる。 十三機関内で最も血腥い機関であり、年間死亡者数は治安法務維持隊に次いで2位 モットーは粉骨砕身。 本拠地であるメルケディエスの第二衛星アビドンは、並の惑星より巨大である為、宣告者は居ながらにして強制的にトレーニングされている。 宣告者の持つ王の大権は、祖なる宣告者を含めて宣告者総出で目標を集中砲火し、関係者を無条件に鏖殺する事を許可する『宣告者による殺戮』(アブサード・ジャッジ)。 作者コメント。 十三機関で最初に思いついた機関です。    
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