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宇宙連邦各務統合総十三機関第三番基甲『器材搬統館』(ビークセクター)。
戦艦及び巨大重火器等を内包する連邦最大の倉庫とも言える機関。また、民間向け業務としては運転免許の発行や航行機の管理も担当。
十三機関で最も平穏な機関として知られ、同時に十三機関長に成るのが最も簡単とも言われている。
戦闘要員こそ警備の十三機関隊を除けば皆無に等しいが、超長距離移動用戦艦や一都破壊用重化学兵器などを多数保持している為、攻撃力だけで言えば宣告者すら上回る。
保持している物こそ危険極まり無いが、器材搬統館の役目はあくまでもそれ等の管理であり、実際に仕様するのは宣告者などであり、また乗り物に関しても民間依託の物が多く、主な職務内容はやはり管理。
そんな経緯があり、館長(キャプテン)は代々十三機関長の中でもまともな者である事が殆ど。
伝統として館長は皆、超長距離移動用戦艦の運転免許を取得しなければならない。
本拠地はメルケディエスの第三衛星ジスクの他に、ジスクに保管出来なかった機材の保管用に人工惑星エリウスとレリウスの二基も管理している。
モットーは明鏡止水。
王の大権は宇宙航行に関する全権を一手に担い、宇宙中の全ての宙港を自由に封鎖する事も可能にする『館員による戒厳』(ハード・プレッシャー)。
作者コメント。
おそらく一二を争うくらいに本編で絡まない十三機関です。
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