ExtraChapter一Ⅱ†組織…

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  宇宙連邦各務統合総十三機関第九番基甲『査定執務室機関』(スナイザー)。 十三機関も含めた多数の部署が決定する様々な事柄について、それが適切であるかどうかを審査する為の機関。 他が存在する事により存在する連邦の中でも特異的な機関。 これと言って問題があるわけでもなく、十三機関の中では比較的影の薄い機関ではあるものの、十三機関長の候補すら査定する為にその実、保持する権限は絶大なものがある。 連邦の内政よりも民間からの依託の方が任務の数としては当然多く、民間との関わりで言えば十三機関最多。 脅迫等の被害を被る事が多々在る為、兵力は十三機関の中でもかなりの高水準。 十三機関の中で唯一人数に規定を設けている機関で、その数は常に奇数である。 これは、十三機関長選別など、査定執務室機関全員で決議を出す際に必ず差が出来るようにとの配慮。 本拠地はメルケディエスの第九衛星シャナ。 モットーは剛毅果断。 王の大権は全ての認証の最終決定権を査定執務室機関に移行させる『関員による贔屓』(ヴァニティー・ライセンス)。 作者コメント。 今さらですが、十三機関の事を通称王律機関と呼ぶのは、漢数字の三を漢数字の十にスライドさせると王と言う字になる。と言うしょうもない理由です。    
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