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宇宙連邦各務統合総十三機関第十番基甲『能力総合向上院』(ラディボード)。
軍事、医療、化学、あらゆる分野に関する研究、開発における最高機関。
十三機関専用の設備等は機密保持の目的からその９９％近くが能力総合向上院により支給されている。
創設は宇宙連邦が執り行ったが、院員の半数近くは民間から招いた者で、十三機関の中では最も連邦の権威が薄い。
連邦との関わりを薄めるその代償に、方々から優秀な人材を多数連ねる事に成功しているのでその技術力は随一。
正式な戦闘員こそ配属されている十三機関隊のみだが、開発した兵器の類いをテスト運用する部門も存在するので扱える者はとことん扱える他、試作品も含めた数多の兵器が格納されている為戦力だけに着眼すれば恐ろしく高い。
優秀な功績を残した者への受賞なども行っており、考案した当時の十三機関長の名前から採ったエンバ賞はあらゆる学者の夢。
本拠地はメルケディエスの第十衛星ディエッチ。
ディエッチは星全体が硬質の岩盤で構成されているので建築、建設には不向きだが兵器の保存、実験には向いている。
モットーは愚公移山。
王の大権はあらゆる兵器や器具の使用と所持の権限を統べる『院員による陰謀』(エターナル・トーメント)。
作者コメント。
そろそろ本気でここに書く事柄がなくなってきました。
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