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宇宙連邦各務統合総十三機関第十三番基甲『超常現象研究署』(ミラクルミルレイト)。
氣術による犯罪、またはそれに類する非科学技術の事件に対抗する為に設立された機関であり、十三機関の中では最も歴史が浅い。
氣術に関しては先天的な部分による割合が大きい為幼くして訓練漬けの日々を送る、よって氣術に秀でた者は傾向的に社会不適合者が多く、氣術のスペシャリストを多数抱える超常現象研究署が奇人変人の温床なのは言うまでもない。
尤も、氣導師と呼ばれるまともに氣術を行使出来るのは署員の3割程で残りは一般人。
銃を所持するのに登録が必要なのと同じく、氣導師となるには免許が必要な他、氣導師には成らずとも氣術の心得がある者は何らかの形で申請が義務付けられており、それらを管理するのも超常現象研究署の職務。
氣導師な中にもランクが存在し、睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走、の12ランクに分けられており、睦月が最も階級が低く師走に近づくに連れて高位となる。
霜月とまで成ると稀代の天才と称され、師走に至ってはまず存在しない。
本拠地はメルケディエスの第十三衛星アマガワ。
貴重な氣導師を養成する為、アマガワは星全体が1つの巨大な氣導師養成施設となっている。
モットーは脚下照顧。
王の大権は他機関からの一切の干渉を無効とする『署員による蹂躙』(ネイキッド・イド)。
作者コメント。
本編で永遠に出ないであろう設定がまたまた登場です。
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