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『エリア５１』
正確には要塞惑星ガルガンチュアと周囲に点在する５０個の人工衛星の総称。
宇宙連邦の闇にして、侵入率脱獄率共に設立当初から現在に至るまで８００年間０パーセントを維持し、不定期に宇宙を移動し続けており、周囲１万光年に無許可で近付いた物を即座に爆砕出来る程の火力を持つ鉄壁の監獄。
収監される者は全員が無期懲役、終身刑、死刑、の何れかの判決を受け、全宇宙中で逮捕された残忍且つ極悪の囚人が犇めく魔の楽園。
５０個もの衛星を持ちながら実は、大多数の囚人は本拠地であるガルガンチュアに収監されており、衛星の役目は警備の中枢を担ったり物資の管理など、ガルガンチュアを全面的にサポートする為にあり、囚人を収監する役目を持つ衛星は僅かで、そういった衛星に収監されるのは種族的に集団生活が不可能と見なされる等した特殊な囚人だけ。
ガルガンチュアから脱獄した者は今だ１人もおらず、ガルガンチュアに収監される前に逃げ出し者もたった１人だけ。
職員は全員特区隊で構成されていて、稀に起こる暴動も完璧に鎮圧してみせる。しかし、ガルガンチュアが移動する事を明確に把握しているのは一部の者だけで、大半の者には都市伝説程度の認識しかない。
侵入率脱獄率０パーセントと唄いつつも、最近になってどちらも急速に増えてしまった。
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