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時間がすぎて行き、
後15分で俺等の出番。
「Bloodyさんスタンバイお願いします!!!」
「ライブハウスぶっ壊すぐらい暴れよーぜ。」
ステージ裏ではそんな話しをいつもしている。
「ぁあ。んじゃぁ行くか。」
シャッターが開くと同時に、ウ゛ォーカル裕也の叫び声。
V盤には当たり前のような光景だ。
俺達のバンドはNCが見所。
「、、お前等、、もっと前来て騒ごうぜ。ライブはまだまだこれからだぞ?初めましてて言う人に、ベース悠、ギター流そしてドラム陸、俺はウ゛ォーカルの裕也。よろしく。んでお前等に報告がある。今から言う名前の奴ステージ上がって来い。」
盤ギャ達が騒ぎだした。
その瞬間スポットライトが客席の周りを照らす。
「花音…!!!」
そう言うと陸と流が花音の元へと向かいに来た。
「ちょっと悠どういうことよ!」
アイツは口パクで俺に言ってきた。
「裕也さんどーゆうことすか。」
ゴシックの服を着た花音はそう言った。
「裕也さんに向かってこの言い方ないでしょ。」
「ある意味サプライズだね。ピアノ弾いてくれる?俺アンタのピアノと歌声大好きなんだ。」
「しょうがないな……。」
花音はピアノの椅子に座り、俺が花音のために書いた曲を弾き語りでやりはじめた。
裕也も認めた花音の音色
そして俺も認めた花音の歌声。
今はライバル
て形になったケドそれだけ大きな存在なんだ。
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