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「は!? なんだこれ!?」 金髪の男が叫ぶのも無理はない。 脱出は実験が終わるまで不可。 そして、命の保証は無いとまで言われてるのだから。 「えーと、同意書には実験が終わるまで帰れないことと、新開発中の物なので多少の危険性があるとは書かれていましたが、まさか……こんなの冗談ですよね?」 説明していた側の新木まで、最後は疑問文になってしまった。 大勢の前では敬語を使っているのに、自分と話している時はため口だったので、園田は少し新木に親近感が湧いた。 ただ、園田自身こんなことを考えていられる状況ではないことは、わかっている。 そんな時、画面が一瞬にして切り替わった。
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