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翌日出社すると私はスグに彼女の机に向かった。
彼女は私を見ると聞いてきた。
「本当に異動なの…?」彼女は少し淋しそうに見えた。
「冗談だよ!ごめんね。」
「なーんだあ!本当かと思って心配しちゃったあ。もおー。ビックリしちゃったよお。」
ああその反応、可愛いなあ!と思いつつ私は舌を出してお茶目に笑ってみた。
「良かった。本当に異動だったらどうしようかと思ったよ。」
ん?何をどうしようと思ったんだ? これはどういう意味だ?
しかし、異動かどうかは来週発表なので、実際はまだ可能性が無い訳じゃない。 でもまだ異動したくないなあ。 もっと新垣さんと仲良くなりたい。それが私の本音でした。
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