お気に入りの枕がないと眠れない!

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「千葉は容姿的にC4だと思ってたが違うみたいだ」 朝霧は優輝の前にいきなりきてそう言った。 優希は珠希が眠い中作った弁当箱を開けている。 「C4?」 「なんだかんだで世間知らずだな。coolな4人」 「へぇ、爆弾みたいだな」 「千葉はそれを真似してF4を考えたんだ」 「それだけじゃねえよ。てか権利的に大丈夫なのか?」 優希は弁当にしか興味がなかった。 一口サイズの唐揚げ、ハート型に切られた海苔、黄金色に輝く玉子焼き。 一切手を抜いてない。 ちなみにファンからしたら数万~数十万の価値があるらしい。 「容姿はC4、成績トップで頭もいい。だがC4じゃないのは性格の問題か頭の問題か」 「頭?」 「C4ってだけでモテ度は上がるが女遊びができなくなる。だからこそナンバー2とかにしてるんだ」
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