お気に入りの枕がないと眠れない!

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「くしゅん」 「風邪?」 1人の女の子がくしゃみをした。 隣にいるのは珠希。 くしゃみをした女の子の名前は桜姫子。 珠希と同じで超美少女のF4ランクだが問題があるため外れている。 「誰かが噂してる……この感じは師匠だ」 「えぇ!? 私以外の女の子の話をするなんて」 「するよそりゃ。だって師匠と私の関係だし」 「いいな~羨ましいな~」 「勘だから勘」 「女の子の勘って当たるもん」 「女の子でしょ?」 「お姉ちゃんです」 珠希はがっかりしながら鞄を開ける。 そして小鳥のように小首を捻った。 弁当がない……だと…… 「学食行かない?」 「私弁当なのに」 「師匠さんもいるからおいで」 ハッタリである。 「本当?」 「うん、私の勘だけど」 「姉勘みたいな?」 姉缶!? うわ、テラ萌える。 「姉缶!? うわ、超萌える」
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