雷鳴が鳴るとき

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???「赤耶やー!」 後ろから叫ぶ声が聞こえて振り向いたら、関西弁の少年がこちらに向かって小走りで走ってきた。 赤耶は振り向くとそこには… 赤耶「あ…翼(つばさ)?」 翼 「赤耶、おはようさん」 緑髪の毛少年がにこっと白い歯を見せながら挨拶をした。 赤耶「翼。おはよう!白樹 光太は?」 赤耶が慌てて周りを見渡すと、もうそこには、白樹光太は居れなかった。 赤耶「しまった……見失った…」 翼「 さっきから言っとる白樹 光太って誰や?」 翼が不思議に赤耶を見ながら問いかけた。 赤耶「この間、行われたチャンピオンシップで、優勝したばっかりね白樹 光太だ!知ってるだろ?」 赤耶が常識だろ?みたいな顔をしながら、翼に問いかけてみた。 翼「ああ、あの白樹か…んで白樹がどうしたんや?」 翼が納得したような顔をし、今度は翼が逆に問いかけてみた。 赤耶「さっきそこで見たんだよ!」 興奮状態になりながら早口で言った。 翼「ほんまか?わいも会いたいわ!」
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