10/10
前へ
/20ページ
次へ
その役割は非常にバランスの取れていましたし、 おばあさんが厳しくするのも愛情があるからだと、 桃太郎も理解していました。 事実、おばあさんは桃太郎を溺愛していましたし、 桃太郎もおじいさんよりもおばあさんに対し 強く恩愛の感情を持っていました。 そんな環境の中で桃太郎はすくすく育ち、 体つきも村の健康優良児に選ばれる立派な物になっていきました。 しかし、桃太郎が十歳の時小さな事件が起きました。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加