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だだっ広い公園には俺一人が残された。
自販機で買った飲み物をいっきに飲みほしてゴミ箱に捨てる。
それくらいのマナーは守るさ。
「帰るか」
今日の出来事が嘘みたいな静けさ。
正直、少女の説明はほとんど頭に入って来なかった。
自分が何に巻き込まれているのかも。
だってそうだろ?今まで非な所はあった物の、普通の人間として生活してきた俺がこんな眉唾物の説明を聞かされているなんて。
おかしすぎる。
とても信じられないが、さっきの一件で少女の話が真実に近いと言うこと思い知らされてしまった。
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