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僕がこくりと頷くと
安堵の表情を見せ微笑んだ
｢俺、約束したのにね
ずっと守ってやる
泣かせたりしないって
不安にもさせないって
なのに本当に俺って馬鹿
最近忙しくて自分のこと
いっぱいになって
裕翔不安にさせてさ‥
本当に本当に馬鹿。｣
涼介は俯きながら
自分の行為を後悔するように
一言一言を発し苦笑いした
ああ、涼介も僕がゆっこの時は
毎日こんな思いをしていたんだ
と改めて実感した気がした。
何か大切なものを持っている
以上それを大切にするのは
とてつもなく大変なことで
何倍も何十倍も
相手のことを尊重しなきゃ
いけないんだと思った
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