310人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁ~、船なんていつぶりやろか!!」
「フロンティア以来じゃないか?」
船の甲板にいるのは、ルビーとサファイア
カントーに向かうため、クチバ行きの船に乗る
「全く、本当は、今日、協会から召集かかってたんだぞ、YOUたち………ま、図鑑所有者が相手じゃ断りもできないけどな」
「あはは、ありがとうございます、マチスさん」
船の運転席から顔を出す男は、クチバシティジムジムリーダー
先ほどの協会召集には、変わりの者に行かせてまで、ルビーとサファイアをホウエンまで迎えにいった
「全く、おまえら図鑑所有者は、いっつも……」
「Amazing……でしょ、聞き飽きましたよ、その台詞」
大袈裟に肩を落として、ルビーがいう
「そうだったか?」
ガッハッハと笑い、マチスが答える
「ん?なんやろか?あれ…」
先ほどまで、上機嫌に、海を眺めていた、サファイアが突然声をあげる
「なんだ?」
「渦がまいとると!!」
「あぁ、ここは、渦巻き島の海域さ、さ、そろそろ、カントーだ、おまえら!」
最初のコメントを投稿しよう!