†第六被害者―血の舞踏会―†

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「いや、離してくださ……やっ………」 王室にいた、イエローは、王に、手を引かれて、ある場所に連れていかれる 「そろそろ、君のお友達がやってくる、パーティーなんだ、舞踏会なんだ!!君も綺麗にしなくちゃだろ!」 目を丸く見開き、王は、語る 「お友達って、レッドさん達を呼んだんですか!!」 「あぁ、その通り、察しがいいね」 「やめてください、こんなこと、ポケモンも、皆に返してください!」 「そんなことができるならとっくにするさ」 王は、イエローを抱え、無理矢理、衣装部屋へ入れ込む 「いいか、王の命令は、絶対だ…わかったな」 威圧に負けて、声が出ない 「さ、じゃ、君の長い髪、せっかく長いんだから、違う髪型をしようよ」 イエローのかみひもが解かれ、長い髪が両肩にかかる 甘い匂いが鼻孔をくすぐる 「さ、次は、ドレスだ、何がいーだろうかね……」
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