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トキワの森
「なぁ、俺達ってさ、森に用があったんだっけ?」
「知らないわよ、地図持ってるの、レッドじゃない!」
「そうだけどさ、まさかねって……」
森の入り口で地図を見つめる、レッド
地図を奪い取ろうとする、ブルー
その他は、森を見つめ、少し心配そうに、レッドを気に掛けていた
「あの、レッドさん、ここで、間違いは、ないんですよね?」
地図の取り合いになり、もみくちゃになったまま、レッドが答える
「あぁ!!間違いないさ!……ちょ、ブルー!やめろって、おい!!」
「渡しなさいよ!レッドじゃあてにならない!」
わーわーと、二人が騒ぐ間、いたって冷静な、三人は、森の入り口を見回していた
グリーンは、上空
シルバーは、森の木
ルビーは、地面
をそれぞれに見ていた
「何かわかったとか?ルビー」
「いや、ただ、足跡がないんだ、ポケモンのさへもね」
「あぁ、この月夜、上空にホーホーが何羽もいるのが自然だが……」
「木を削ったあとも、葉っぱが食べられた形跡もない……何しろ、奥からポケモンの声がしないんだ…」
三人がそれぞれに不可解な点をあげる
この森は、おかしい
ロケット団の事件と同等か、それ以上に不味い
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