†第六被害者―血の舞踏会―†

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「ま、とりあえず、進むしかないってこった、イエロー先輩と金持ちギャルを助けに行かなきゃいけないんスから!」 「ま、そういうことだから、ブルー、レッド、やめろ…」 レッドとブルーの動きが止まり、しゅんとして二人は、うなだれる 「はーい………ごめんなさい」 「さ、うだうだしてないでいこーぜぇ!!」 エメラルドが一番に森に走りだす 「あ、待てよー!!」 レッドが次に走りだす その後に、やれやれと、肩を落としてブルーがついていく 「よっしゃ、俺も!!」 「ちょ、待ちなさい、ゴールド!!」 続いて、ゴールドとクリスが走りだす 「あたしも、負けんったい!」 「あ、ちょっと、サファイア………全く…」 サファイアとルビーも走りだす 「あわわ、先輩達はやいよ~!」 「遅いぞ、ダイヤ!」 ダイヤは、両手におにぎりを持ちながら走る 「俺達も行くぞ」 「はい」 最後に、グリーンとシルバーが追いかけ 全員がトキワの森へと入っていった トキワの森の入り口が、まさか、地獄の入り口とは、梅雨知らずに………
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