†第六被害者―血の舞踏会―†

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「って、あれ?皆は?」 「え?」 いつのまにか、レッドとルビー、二人だけで疾走していたことに気付く 「おーい、みんなぁ~!!」 森に向かって叫ぶが誰からも応答がない 「もしかして、バラバラになった?」 ルビーとレッドが顔を見合せ、同じことを言う 「あれ?後ろに誰もいねぇぞ、クリス!」 「嘘でしょ!?」 クリスとゴールド 「あかんたい、誰もおらんとね」 「うーん、困ったなぁ」 エメラルドとサファイア 「あらら、迷っちゃったかなぁ~」 「とりあえず、めし置けぇ~!!」 パールとダイヤ 「引き離されたか…」 「みたいですね」 「えー!!」 グリーンとシルバーとブルー というメンバーに別れる 引き離された11人は、出会うことが出来るだろうか 森は、迷路のように捻れ、いまきた方向さへわからない また、再びの出会いを信じ、すすみはじめる
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