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「ちょっと待ってよ、お二人さん……」
木のうえから、声が聞こえる、声が深い森を乱反射し、どこから聞こえる声か、全くわからない…
「いらっしゃいませぇ、レッドくん、ルビーくん!」
声の主がレッドとルビーの後方に降り立つ
「君は!」
「あは、何時間かぶりだねぇ、ルビーくん!」
「イエローさんは……」
降り立った少年は、目の前のおもちゃをとられたような、園児のような顔をする
「僕のおもちゃだったのに…王様にとられちゃった……」
少年は、あーあという顔をして、レッドとルビーを見て、今度は、楽しそうなゲームでも、見つけたかのような顔をする
「ようこそ“地獄の入口”へ………君たちは、僕ら地獄の番犬を倒して無事、お姫様を取り返せるか……、おもしろそうだね!まるで、RPGじゃないか!」
少年は、腰のモンスターボールに手をかけ
少年の執事、すいしょうも横に立ち、戦闘態勢へと変わる
ゲーム
「さ、バトルの始まりだ!」
レッドとルビーは、半歩後ろに下がり、モンスターボールに手をかけた
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