†第六被害者―血の舞踏会―†

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クリス、ゴールドSide 「全く、あなたが、勝手に走りだすからよ!!」 「はいはい、うっせぇなぁ、なぁ、ディーたろう!」 ゴールドは、ガーディの頭をなで クリスは、ため息をつく その二人の背後に立つ二つの影 先に気付いたのは、クリスだが、ボールを出すより早く ゴールドが気付き、攻撃に入る 「ディーたろう!火炎放射だ!!」 ゴールドの新しい相棒の攻撃力は、かなりのもので、口から出る炎は、そこらの草木さえ焼き払う 「よっしゃ、いいぜ!ディーたろう!」 「いやぁ、全くあたってないなぁ………」 ディーたろうの火炎放射を華麗にかわし上空に現れたのは、白髪の少年 「…………!ま、まさ……か……」 ゴールドの記憶がフラッシュバックする 少年の顔 その少年に踏まれる自分 屈辱 「てめぇ……リニアのときの……」 「あぁ、久しぶりだね、ゴールドくん!」 「ゴールド、まさかあなた!」 ゴールドは、ディーたろうのもとにしゃがんでいたが、よろよろと立ち上がり 「あぁ、そのまさかさ、であいつの名前は……」 「僕の名前は……」 「「アステル」」
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