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クリス、ゴールドSide
「全く、あなたが、勝手に走りだすからよ!!」
「はいはい、うっせぇなぁ、なぁ、ディーたろう!」
ゴールドは、ガーディの頭をなで
クリスは、ため息をつく
その二人の背後に立つ二つの影
先に気付いたのは、クリスだが、ボールを出すより早く
ゴールドが気付き、攻撃に入る
「ディーたろう!火炎放射だ!!」
ゴールドの新しい相棒の攻撃力は、かなりのもので、口から出る炎は、そこらの草木さえ焼き払う
「よっしゃ、いいぜ!ディーたろう!」
「いやぁ、全くあたってないなぁ………」
ディーたろうの火炎放射を華麗にかわし上空に現れたのは、白髪の少年
「…………!ま、まさ……か……」
ゴールドの記憶がフラッシュバックする
少年の顔
その少年に踏まれる自分
屈辱
「てめぇ……リニアのときの……」
「あぁ、久しぶりだね、ゴールドくん!」
「ゴールド、まさかあなた!」
ゴールドは、ディーたろうのもとにしゃがんでいたが、よろよろと立ち上がり
「あぁ、そのまさかさ、であいつの名前は……」
「僕の名前は……」
「「アステル」」
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