†第六被害者―血の舞踏会―†

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エメラルド、サファイアSide 「うはぁ、広か森ったいね、これがイエローさんの故郷やね!」 「まぁ、だな、ここの土、補給しとこーっと!」 「呑気やね、一様敵地とよ?」 サファイアと、エメラルドは、トキワの森の地面にしゃがみこむ 「トキワの森の土は、しめっとると、トウカの土質とは真逆ったい」 「雨がよく降るんじゃないのか?」 「雨?」 サファイアの頭上にクエスチョンマークが出来る 「そ、出なきゃこんなにたくさん水分なんて含んでるわけ……………」 エメラルドは、一瞬身動ぎその場から離れる 「な、どげんしたと!?」 「そ、その土………」 「土………?」 エメラルドは、アワアワしながら言う 「嗅いでみろよ、お前なら、わかんだろ!」 サファイアは、言われた通り、その土の匂いを嗅ぐ その土の匂いは 鉄臭い その土を自分がもつペンライトで照らす その土の色は 赤 つまり、これは、土というよりかは 血の土である
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