†第六被害者―血の舞踏会―†

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ダイヤ、パールSide 「ねーねー、パール~」 「なんだよ?」 ダイヤは、前を歩くパールの服の裾を引っ張る 「なんで、こんなにたくさん、ポケモンがいるのかなぁ~」 「は?ポケモンなんて……」 あたりには、先ほどまでは、感じられなかった殺気があたりを覆う 二人に集中された殺気に、喉がつまりそうになるが、ここは、冷静に踏張る 「!ダイヤ、コラッタが電光石火、リザードンは、火炎放射を出そうとしてる!」 「わかった、りー、転がる!」 「ゼルひこ!アクアジェット!!」 二匹の攻撃は、二人に放たれる前に阻止される パールは、攻撃態勢を見ただけで、なんの攻撃が出るか予想が出来るのである 「よっしゃあ!!」 「パール、まだ、喜べそうにはないよ」 「へ?」 ダイヤの指差す方には、先ほどの倍以上の殺気があった 「マジ………?」
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