†第六被害者―血の舞踏会―†

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グリーン、ブルー、シルバーSide 「改めてみるとかなり広いわね、この森は……」 「あぁ……そうだね」 久しぶりに踏みしめる故郷にシルバーは、ほんの少しの安心感を感じる だが、その安心感も次の展開によって取り払われることになったからだ 前方を歩くグリーンが、立ち止まる 「こーんにちは、皆様、ごきげんよう!」 グリーンの目の前に現れたのは、小柄な少女 その少女は、ヤヨイ 側近は、勿論ステラだ 「お前ら、何者だ……」 グリーンが冷静に相手に問う 「ん~………敵?」 ヤヨイが少しまをもたせて返答する 「だったら、あなたを倒す義務があるわ!」 「ブルー、あまり先走るな」 「まずは、俺が様子を見る」 オーダイルをボールから、出しながらシルバーが前に出る 「あぁ、頼む」
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