†第六被害者―血の舞踏会―†

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「パール~!!これじゃあ間に合わないよ!」 「くっそ、キリがない!!どうしたらっ………」 トキワの森中心部で背中合わせで戦う少年二人は、大きく円を描くように、たくさんのポケモンに囲まれている ダイヤにも、パールにも 攻撃の手が緩まない 包囲網を破る策が見当たらない 考えている間にも、攻撃がくる だんだん、パールの動きも鈍り もとから、鈍い動きのダイヤも次第に疲れが見え初めている 「おい、ダイヤ!!これじゃあキリがない!一網打尽にくらいできるような、考えはないか!」 「そんなこと急に言われても困るよ!」 ダイヤは、ゴンベのべーで攻撃をしりぞけながら答える 「やっぱ、そうだよなぁ……あ、ダイヤ、前から冷凍ビーム!!」 「わわっ!!プー、堅くなる!!」 前から放たれたラプラスの冷凍ビームをタテトプスが防御する だいたいが防御が主になりつつある これでは、拉致があかない 一向に攻撃され、悪ければ、こちらが力尽きるのが先になる パールは、思考をめぐらせ対策を考えだした
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