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「いやぁ、申し訳ありません、私、ポケモンが苦手で……」
謎の少女は、落ち着きを取り戻し、イエローからはなれ正座をして話す
「ポケモンが………?」
「はい、昔にも、あんな感じに追いかけられてしまって………あ、申し遅れました、私の名前は“シェイミ”と申します」
「シェイミ?」
「はい!」
その少女は、笑顔で答える確かに、彼女は、薄緑の髪に蒼翠の瞳に、髪には、グラシデアの花が咲いていた
「シェイミってポケモンの?」
「はい、シェイミというポケモンの魂が入った人間です、簡単に言いますと、ポケモンが擬人化した……と申しますか……」
一同唖然、ポケモンの擬人化など聞いたことがないからだ
「この人間の本当の名前もシェイミ、何かが、重なりこうなったのです」
「ふあ~、不思議なこともあるんだね」
イエローは、じっと、シェイミを見つめる
「で、なんでシェイミは、マサラにきたの?」
ブルーが尋ねる
「あ、はい、今、巷で有名な、“ポケモン誘拐事件”について、調べに見参しました!」
ビシッとかわいく敬礼しながら、言う
「そっか」
その事件の名前を聞き、ゴールドのことが気に掛かる
クリスから連絡がないところを見るとかなり、危険なのがわかる
「はひ?どうしたんですか?皆さん、おだまりになって?」
シェイミが場の空気を察し問う
「うん、ボクらの仲間の一人がその誘拐犯に襲われたんだよ」
イエローが今にも泣きそうな顔で言う
「犯人捜しをしよう、ゴールドは、リニア内でこっちにくるときに襲われたんだ、カントーにいる可能性が一番高い、いつまでも落胆してたってしょうがないよ、行こう」
「レッドの言うとおりだ、今さらぐずついても、仕方ない、作戦を立てる、皆来い、シェイミもだ」
自分を指差していた、シェイミも、皆のあとについてピョコピョコとついて行った
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