†第六被害者―血の舞踏会―†

53/57
前へ
/328ページ
次へ
「おい、ふざけんな、アステル!!さっさと勝負しやがれよ!!」 「いやだよ、面倒くさい」 「なんだって!!」 ゴールドは完全に頭に血が上りクリスの言葉などまるで届きはしない 「ゴールド!!」 それでも、クリスは必死にゴールドを止めようとする 「みたところ、まだ手の骨治ってないじゃないか!」 「うるせぃ!俺の傷と、相棒にかけて、必ずお前に勝つ!!」 アステルは、やっと重い腰を持ち上げ 戦闘態勢をとる …………とその時 「そこの図鑑所有者!迎えに来ましたよ!早く乗って!」 「フリーザーか!?」 ゴールドがきょとんとした顔でフリーザーを指差す 「えぇ、早く!!」 「あ、あぁ……」 ゴールドとクリスは、フリーザーに乗り込むとアステルの方を向き 「次は、絶対倒すからぁ!!」 というメッセージだけを置いて飛んでいった
/328ページ

最初のコメントを投稿しよう!

310人が本棚に入れています
本棚に追加