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「ちょっと待ってよ、あなたプラチナだよね?スズナだよ!覚えてるでしょ?」
スズナが説得している相手は、プラチナ
既に北にまで手を及ばせていた
「知らない、あなた、知らない、私、潰す、町ごちゃごちゃ」
「何いってるの?目を覚ましてよ!!」
スズナは、目が完全に虚ろなプラチナに必死で訴え続ける
「……………火炎放射、バブル光線」
「キャアッ!」
攻撃は、スズナを通り越し後ろの神殿を破壊する
「まぁ、素敵な神殿ですね」
そんなことを言って褒めていたプラチナを思い出す
そんなセリフを言っていた彼女の面影は今は跡形もない
スズナは、無性に悲しくなり、涙が一筋頬を伝った
「スズナが絶対、プラチナを助けるからね!!」
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