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「なんや、クルミちゃん、あんたが寝込むなんてなぁ……夏場に雪降るくらい不自然やわ…」
「ごめんね、アカネちゃん……」
大分酷い熱なのか擦れた声を発する
彼女は、ラジオ番組オーキド講座の助手をしており、一躍アイドル的存在にまでなったクルミちゃんである
余談だが、ゴールドは、彼女から10枚以上のサインをもらったという
「ええて、気にせんときや!!」
「………うん」
そして、隣で看病する関西弁の女の子は、コガネシティジムジムリーダーのアカネ
一時期ゴールドとはかなり気が合わないようで
ラジオ番組内で二人の戦い(喧嘩?)が放送されることもあったという
「それにしても、なんややな予感がするなぁ……」
「見てきたら?」
クルミが問い掛ける
「何言うとんのや、クルミちゃん一人残してなんていけへんわ!」
「でも………」
「大丈夫や!ジムのところには、ミルたんがおる!ドブルくんもおんねん!せやから心配せんでも大丈夫や!」
「…………そうね」
実際大きな事を言おうとも心配にはなる
いくら信頼できるポケモンでも、万が一のことを考えるとあの場にいなくてはならないと何度も思った
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