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「あれれ?迷っちゃった…どうしよう………」
エンジュの片隅でうろうろとしているのは、アサギジムジムリーダーのミカンだ
「どぉーしたんだい!そこの麗しのお嬢さん」
話かけたのは、独特なしゃべり方
白いマントを羽織る青年
長年スイクンをおい求む
その名もミナキである
「あら、あなたは……」
「ミナキです、よろしくお嬢さん、お嬢さん確かアサギのジムリーダーでは?」
ミカンは、首を上下に振り肯定を表す
「ミナキさんは、何故こちらに?」
「あぁ、未だスイクンをおい求むと言っては、おかしいかな?」
ミナキは、胸を張り高々と宣言する
「いえ、夢を持つのはとてもよいことだと思います!」
ニコニコと答えるミカン
「そうか、わかってくださるか!では、逆にお嬢さんは、何をしにこちらに?」
「あぁ、私もあなたと同じような理由です!」
ミカンは、スズの塔を指差して説明を始める
「私は、あそこが巣だと思われるホウオウというポケモンを探しているのです!」
「そうですか、私達は、同じくポケモンを追うもの同士、どうですか?ここらで一つ協力をしあおうではないですか!」
「まぁ、良い考えですね!」
二人は、今回の敵の正体も知らぬうちにポケモンをおい求む
どんな悲劇があるのかも知らずに
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