310人が本棚に入れています
本棚に追加
「あれれ?あれ、何かなぁ、フゥ」
「なんだろうね、ラン」
トクサネシティ郊外海辺付近でのこと、満潮干潮で姿形を変えることができる島を眺め立つのは、ジムリーダー初と言っても過言ではない、双子のジムリーダーフゥとランである
「今って干潮の時間だよね?フゥ」
「そのはずなんだけどなぁ」
フゥは、自分が持つ腕時計を見て確認する
夜が明けてからもうすでに何時間か立っており、本来なら、干潮の時刻はとうに過ぎていてもおかしくない
PM 03:56
只今満潮
トクサネ周辺の砂浜は、海に覆われている
「こんなこと、カイオーガの襲撃以来だよ」
「そうだね、また、何か天変地異か何かかな?」
「そうだと思うよ」
フゥは、ランに話しかけ、ランは、それに同意する
「何か嫌な予感がする」
最初のコメントを投稿しよう!