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「ナギさん………まだ、皆さん集まっていないのですか?」
「そうだよ、あなたたちが一番」
額にゴーグルをし、ジムの奥から顔を出す女性は、ヒマワキシティジムジムリーダーのナギ
スラッとしたスタイルは、モデルでさえも息を飲みほど綺麗で、ツツジとはまた違った気品が漂う
「そうですか……」
「わたたぁ、間に合ったかな?」
勢いよく飛び込んで来たのは、赤髪に短めのTシャツにジーパンをはいた少女
フスベジムジムリーダーのアスナである
「まだ、早いほうだ」
「え?本当!いやぁ、良かったぁまた、遅刻かと思ったよー」
アスナは、たははと笑う
「アスナさん、あなたは、少し遅刻が多いですわよ!今日は、時間通りですが」
「いやぁ、本当にごめんなさい!」
目の前で手を合わせてツツジに謝る
「いいですわ、皆さん今日も出席率が悪いですわね…」
その時ドアが開き
二人の男性が入ってくる
「やぁ、皆、ちょっと遅刻かな?」
最初にしゃべり出したのは、ムロジムジムリーダートウキ
元気があって周りを明るくさせる
そして、もう一人、ただひたすら無言で入ってきたのは、ルビーの父親でもありトウカジムのジムリーダーでもある、センリだ
「セニョリータ、遅れてすみませんね」
センリのあとに出てきたのは、アダン
ミクリがチャンピオンになったので変わりにルネのジムリーダーをやっている男だ
「フゥさんとランさんは、今日も欠席ですね」
ツツジが来た人を一人一人確認する
フゥ、ラン以外は、出席
「では、ナギさん、本題をお願いしますわ」
「あぁ、そうだな」
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