†第八被害者―幻影修行―†

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「我々は、魔獣を操るべし方法をみつけた、城の雑用など魔獣がする、これで人々は、楽ができるのだ!これぞ理想郷だ!」 おーと、いう喚声が響く しかし、レッドには、気になることが一つあった 「あの人エドワード様?てか、魔獣って何?」 「え?魔獣知らないの?お兄ちゃん!!」 「あ、あぁ……」 レッドは、訳が分からず、となりでボールのスイッチを回しだしたことにびっくりした 「魔獣ってコレのこと!」 少年のボールから出てきたのは、ヒメグマ 「ポケモン………?」 「ポケモンって何?」 「いや、なんでもない」 レッドは、やっと理解する自分のやってきた時代が… ここは、約1000年前の同国、まだ、カントー、ジョウト一体が、王国だったころ 今は、ゾロアークの幻影を受けているはずなのに、セレビィの時渡と同じような感覚だ 「………でも、ポケモンを操って人の支配下って、まるで奴隷じゃないか」 「うん、僕も嫌だなぁって思うんだ、けど、エドワード二世様なら、きっと…」 「エドワード二世?あいつの子供ってこと?」 「うん、そうだよ!」 「そうか………」 レッドは、少し考えてから、急いで城前広場を抜け出し、城の方へ走っていった 「あ、待って、どこに行くんだよ!」 後ろから、少年がついてきていたが、全力でレッドは、城へと走っていた
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