†第八被害者―幻影修行―†

29/50
前へ
/328ページ
次へ
第二世界 ここは、グリーンの世界 「もし、大丈夫ですか?もし………」 はっと、目を覚ますと、かなりの豪邸なんだろうか?キラキラとしたシャンデリアが目に入る 「ここは……………?」 「ここは、キャルロッテ城です……あなたは、お城の地下道で倒れていたのですよ?」 横を向くとここのお姫様なのだろうか 綺麗な装飾品と艶やかなドレスを身にまとっている 一番驚いたのは、彼女がイエローに大変似ていたことであった 「イエロー………?」 「…………?お友達のお名前でしょうか?残念ながら、私は、その方とは別人です、私は、ミレイここの第七王女ですわ」 グリーンは、一時唖然としていたが、いつもの冷静さを取り戻し 姫に状況を聞いた 「魔獣をお知りにならないなんて……」 グリーンもおそらく、先のレッドと同じような反応だったのだろう わけがわからないといったような反応だ 「では、説明致します、ついてきてくださいな」 歩き出す姫に、グリーンは、ついていった
/328ページ

最初のコメントを投稿しよう!

310人が本棚に入れています
本棚に追加